千の風になって



出棺とお別れ


ついに、”骨” となってわが家に戻る(遺影の右上は、ボーイスカウトの制帽)
 
かくて、「僕は将来、大小説家になってガバガバ ベストセラーを書き続けるか、大映画会社を経営して、面白い映画をドバドバつくるか、技術系統に進んで未知の世界の開発を進めたいと思う。」と書き残した夢は、無惨にも打ち砕かれたのだった。

 千の風になって
 友孝は、今、新宿区市ヶ谷・洞雲寺で、「浄友庵英孝善童子」の7文字が刻まれた墓石の下に眠る。
 だが、そこにじっと眠っている友孝ではないだろう。
 「千の風になって」、友孝が描いていた”SFの世界・大宇宙”を、吹きわたっているにちがいない。あの 大きな、大きな空を・・・
 「千の風になって」は、2006年(平成18)の大みそかのNHK紅白歌合戦で、テノール歌手の秋川雅史さんが歌った歌のタイトルだ。愛する人を失った人の心を癒す歌として、大きな話題になった。歌詞は次のとおり。
千の風になって

  私のお墓の前で 泣かないでください
  そこに私はいません 眠ってなんかいません
  千の風に
  千の風になって
  あの大きな空を
  吹きわたっています


  秋には光になって 畑にふりそそぐ
  冬はダイヤのように きらめく雪になる
  朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
  夜は星になって あなたを見守る
  
  私のお墓の前で 泣かないでください
  そこに私はいません 死んでなんかいません
  千の風に
  千の風になって
  あの大きな空を
  吹きわたっています
  
  千の風に
  千の風になって
  あの大きな空を
  吹きわたっています
  

  あの大きな空を
  吹きわたっています

 次いで、英語好きだった友孝のために、その原詩を掲げておこう。

a thousand winds
Author Unknown

Do not stand at my grave and weep;
Iam not there, I do not sleep.
I am a thousand winds that blow.
Iam the diamond glints on snow.
Iam the sunlight on ripened grain.
Iam the gentle autumun's rain.
When you awaken in the morning's hush,
Iam the swift uplifting rush
Ofquiet birds in circled flight.
Iam the soft stars that shine at night.
Do not stand at my grave and cry;
I am not there, I did not die.


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