ボーイスカウト


小学6年に進級すると同時にボーイスカウトに入団しま
した。自立心を養うには最適と思って奨めたところ、よろこんで入団したのです。

行事のすべてに参加していましたが、感想などの記録
は残していません。親の思い出として残っているのは次の2つです。

 ●ロープ結び

ボーイスカウト入団者の最初の課題は、野外活動に
必要なロープの結び方をマスターすることです。

2本のロープをつなぐ・ロープの端にコブを作る・ロープの
端に輪を作る・ロープの途中に輪を作る・しまる(解ける)
輪を作る・ロープを結び付ける・ロープを張る・ロープでた
ばねる・材木をしばりあわせる等々です。

一筋縄ではいかないこれらの結び方を、友孝は、みん
なの前でやってのけたそうです。手品を解く要領で覚えた
のでしょうか。

 
 
友孝の葬儀の日、かけつけてくれたボーイスカ
ウトの隊長から、「今度、すごいスカウトが入って来た」とのうわさが、リーダーの間でひろまったということです。

この日、祭壇にボーイスカウトの像が供えられま
した。(左写真)
台の側面に「敬弔 伏見友孝君」、その反対
側に、「東京155・201団」と彫られています。

 ●オーバーナイト・ハイキング

オーバーナイト・ハイキングにも参加しました。
夕方一人で出かけ、翌朝帰ってきました。先輩1名とペアを組んで、千葉の大原あたりから九十九里浜に向かって、夜の田園地帯を歩いたのですが、途中、野犬にまとわりつかれたそうです。
 
 『明るいから野犬が寄ってくるんだ。懐中電灯
を消してよ!』と先輩にたのんだが、いうことを聞いてくれない。頭にきたよ!」とは、自宅に戻ってからの母親への報告です。

夜の田舎道を、犬に怯えながら歩いたとは、可
哀想なことをさせたと、母親は悔やみました。


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